水辺でダンスと出会おう!
水辺があれば、人が集い、表現の場がつくられる。
水辺は憩いの場であり、文化が薫る空間であり、人と自然の共存の象徴として、
そこに集う人の想像力を刺激してきました。
この場に、コンテンポラリーダンスのアーティストを掛け合わせたら、
どのような時間が生まれるのか?
街や場、そこに集う人にどのような作用が起こるのだろうか?
劇場空間でダンスを上演すること・鑑賞することのハードルが上がっている今だからこそ、
新たなダンスの形式を考えるチャンスだと捉えています。
ダンスの場をつくること、表現の可能性を押し広げること、
そしてアーティストと街がダイレクトにつながり、交流できる場づくりを目的として、
コンテンポラリーダンスのマルチチーム「SooN」が、
「Chap-chap」という企画を始動します。
このタイトルは、水辺でちゃぷちゃぷと遊ぶように気軽にダンスが踊られ、
ダンスと出会える場づくりを目指して名付けました。
また、水辺の空間に、舞台と客席という境を引いてみるという思いのもと、
「Chapter=章、区切り」の頭文字という意味も持っています。
アーティストとまちと人々が出会うしるべとなり、
今後のダンスの新しい様式の始まりとなることを目指します。
第一弾となる今回は、多摩川河川敷・二子玉川兵庫島公園で開催される、
医療従事者への感謝を込めた河川敷ライトアップイベント
「TAMAGAWA BREW in Futako Tamagawa Light It Blue Park」
内のメインプログラムとして、
複数のアーティストによるダンス・ショーケースを上演いたします。
どうぞご期待ください!
スケジュール
2020年9月18日(金)〜19日(土)
18日 19:00〜start
19日 14:00〜start
19日 19:00〜start
※「TAMAGAWA BREW in Futako Tamagawa Light It Blue Park」内での開催
※各作品の上演時間は10分〜15分程度を予定しております
※イベント全体は、20日(日)も開催の予定です
※プログラム詳細は後日発表予定です
※荒天時は中止となります
※新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、事前協議の上イベントの中止・縮小の可能性があります
会場
(東京都世田谷区玉川3丁目2番1号 / 東急田園都市線二子玉川駅徒歩5分)
入場料
参加アーティスト(出演順)
1.かえるP
2.山猫団
3.このめ 全身タイツ隊
4.すこやかクラブ
5.奥山ばらば
スタッフ
舞台監督:陽茂弥
照明:中山奈美
音響:中村光彩
プロデューサー・ディレクター:大園康司
制作:目澤芙裕子 松波春奈 金井美希
ロゴデザイン:小山晶嗣
デザイン・アートディレクション:ムラハタワークス
企画・運営:SooN
アーティストプロフィール
©大洞 博靖
奥山ばらば
2001年、舞踏グループ 大駱駝艦 に入団、麿赤兒に師事。2016年に退団し独自の活動を開始。ソロ作品を続けて発表する他、様々な国際ダンスフェスティバルにも多数参加している。 また、多くのコンテンポラリーダンサーの振付作品に参加するほか、映像や演劇、ミュージシャンとのコラボレーションなどジャンルにとらわれず活動を多彩に展開している。
すこやかクラブ
2011年主宰のうえもとしほが立ち上げる。日常に潜むときめきや不条理をあらゆる身体動作で表現。演劇、ダンス、歌、分け隔てなく取り入れて、総合格闘技さながらにボディーブローを効かせるのが持ち味。 2018年若手演出家コンクール優秀賞、せんがわ演劇コンクール演出家賞受賞。NHKEテレ・シャキーン!にて各地の民話を扱ったコーナー「こんな民話があるんだよ」放映中。
©北川姉妹
かえるP
大園康司と橋本規靖が主宰するダンスユニット。“ダンスの根源”を探ることをテーマにダンス作品創作に取り組む。酔っ払いから子どもまで、一緒に楽しむ場をつくりながらダンスを踊る。
第四回エルスール財団コンテンポラリーダンス部門新人賞受賞。横浜ダンスコレクションEX2016コンペⅠファイナリスト。
ダンス作品の創作・上演のほか、幅広い年代を対象としたワークショップなどを行う。
山猫団
ダンサー長井江里奈の発案により2013年に結成した舞台芸術集団。 ステージ・客席を含めた空間美術から、イラスト・ダンス・音楽・芝居まですべて自家製で「扉の向こう」に幻の時間と空間を作り出す。 2015年からは神奈川県川崎市で市民に向けた定期ワークショップ「山猫式文化教室」を開催。生活と地続きの舞台芸術のあり方を提案。日本各地でワークショップや市民参加型公演も行う。 「どこかの誰か、ではなく、あなたのため」
©いいじまこうじ
このめ 全身タイツ隊(@conome508)
このめは振付家でダンサーの松波春奈による個人ユニット。植物が芽吹く様を表す春の季語にならい、ダンスで社会と繋がることをモットーに活動。
全身タイツ隊は全身タイツを身に纏い、コンテンポラリーダンスを踊る集団。パフォーマンスしながら全国を巡るのが夢。
Gallery
当日のパフォーマンスの様子
about SooN
SooNは、コンテンポラリーダンスに軸足を置きながら、
活動や表現のキャパシティを拡げるためのプラットフォームとなるべく発足した、
プロデューサー、ダンサー、アーティスト、プランナー、コーディネーターなど
様々な肩書きを持つマルチチームです。
©2020 SooN